専門医のコラムDr's Column

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2015

映画『柘榴坂(ざくろざか)の仇討』。

映画『柘榴坂(ざくろざか)の仇討』。

私は殆ど映画を見ません。大抵は飛行機の機内で英語のヒアリングを兼ねて洋画を“聴く”くらいで、わざわざ日本の時代劇は見ることありませんでした。

ましてや人に映画を勧めるなんてアリエナイのですが・・・。

この映画は最高です!
私のお薦め映画です!

この柘榴坂(ざくろざか)は、東京の「高輪テニスコート」のところにある三丁目と四丁目の境界に実在する坂です。今年開業した当院の品川院近くですので今度必ず行こうと思っています。

しかも、主人公は彦根藩なのです! 勝手に縁を感じてしまいます。

作家の浅田次郎が2004年に発表した短編集「五郎治殿御始末」に収められている一編を、
浅田原作の「壬生義士伝」で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞した中井貴一の主演で映画化。

幕末の安政7年、主君・井伊直弼の御駕籠回り近習役として仕えていたのが、彦根藩士の志村金吾(中井貴一)です。
しかし、桜田門外において目の前で井伊の殺害を許してしまう。
守りきれなかった男の人生・・・
前途洋々だったはずが、全く180度の展開!!

切腹も許されず、敵討ちを命じられた金吾(中井貴一)は、時が明治へと移り変わっても、ひたむきに井伊を殺害した刺客(阿部寛)を必死で探し続けます。
しかも、13年間も・・・・・・気が遠くなりそうな話です。

時が流れ、江戸から明治に入りました。
政府が「敵討ち」を禁じることになってもなお、金吾は刺客を必死で探しています。

やがて金吾は、井伊を討った水戸藩浪士で、車引きの直吉と名を変えて生きていた佐橋十兵衛を見つけ出すことに!!

金吾(中井貴一)は、雪の降る日に、水戸藩浪士・十兵衛(阿部寛)の車に乗ります。
金吾が10年以上に渡って追い続けたその刺客が、車屋の水戸藩浪士・十兵衛・・・

柘榴坂で二人の会話が始まります。
金吾が車屋の水戸藩浪士・十兵衛に、車の上から色々と質問をします・・・
この空気、怖い!

金吾は、柘榴坂の会話の中で、この車屋の男の正体をついに見抜きます!
金吾がそこで車を降りました。
水戸藩浪士・十兵衛も、乗せた客が金吾と知り、びっくりです。

直吉という名は、自分が殺めた井伊直弼に対する尊敬から「直」を取って付けたのだとも、金吾は聞かされます。

水戸藩浪士・十兵衛は金吾に「自分はいつ切られてもいい・・・」と話すのです。

さてこの二人は、柘榴坂でどうなると思いますか????
政府が「敵討ち」を禁じると発表されたその日に運命の出会いになった二人の男・・・

『柘榴坂の仇討』は、ラストシーンが凄い!

是非、多くの方に『柘榴坂の仇討』を観ていただきたいと思います。

この映画の中で、金吾の妻の役に、あの「聖女」の広末涼子が、好演しています。(笑)
彼女の演技・・・・これも、見どころの一つです!!

とにかく、ラストシーンが今でも脳裏に残っています・・・・涙が溢れる、日本人で良かった、と感じた瞬間でした。

この映画の監督は「ホワイトアウト」「沈まぬ太陽」の若松節朗氏です。

宜しければ以下、[YouTube]での予告編をご覧下さい!!!!

「人生の目的は、目的のある人生を送ること」

人として変えてはいけないもの、変えなければいけないもの。時代の流れの中で自分はどのような人生を送るのか。

医療も変えてはいけないもの、変えなくてはいけないもの、皆で熟考して次の時代を切り開いて行きたいと思います。

当コラムは患者さんのお役に立てていただく参考資料として配信しております。

質問やご意見については診察時に小栗にお尋ねいただけますと幸いです。

電話でのお問い合わせは対応しかねますのでご理解のほど宜しくお願い致します。