専門医のコラムDr's Column

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2015

便の硬さから腸内フローラの「豊かさ」が分かる! お子さんは大丈夫?

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病気との関係指摘される腸内細菌

便の硬さから腸内フローラの「豊かさ」が分かるという研究が発表されました。

ベルギー、ブリュッセル自由大学のドリス・ヴァンデプッテ氏らの研究グループが、胃腸分野の国際誌ガット誌において2015年6月11日に報告しました。

<文献> Vandeputte D et al. Stool consistency is strongly associated with gut microbiota richness and composition, enterotypes and bacterial growth rates. Gut. 2015 Jun 11. [Epub ahead of print]

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26069274

腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)の変化と便の硬さとの関連を検証しました。

腸内細菌叢は、腸内フローラマイクロバイオームなどと言われます。叢は草むらの意味、フローラは花畑の意味で、さまざまな腸内細菌が集まっている状態を表しているのです。

病気との関係が注目されており、例えば、腸内細菌のバランスが崩れると、がんや糖尿病といった病気につながる可能性が知られています。肥満との関係については以前のコラムでもご紹介しました( 肥満者の糞便移植で受けた人が急速に肥満に )。それ以外にも心の問題、精神疾患との関連についても研究が進んでいます。( 腸内フローラが性格に関係している? )。

便の種類を調べる

この研究では、53人の健康な女性の便サンプルを対象に腸内細菌の種類の特定に使われている「16S rDNA」という細菌の持つDNAを解析しています。

腸の微生物の種類がどれくらい豊かであるか、肥満度との関係が指摘されているバクテロイデスやファーミキューテスといった細菌の割合のほか、細菌の種類について検証されています。

それぞれの便で微生物がどれくらい増えているかは、腸の通過時間の影響も踏まえて分析されました。

腸内細菌が豊富に

結果として、便の硬さが、主要な微生物すべてと関係していると分かりました。

便の硬さが硬くなるほど、細菌の種類は減っていく傾向があったのです。

硬くなるほど、ファーミキューテスに対するバクテロイデスの仲間が増える傾向で、アッカーマンシアとメタノブレビバクターという仲間も増えてくる事が分かりました。

便の通過時間が短いと、成長の早いルミノコッカスという仲間が増えて、逆に成長の遅いプレボテーラの仲間は減ってくるとのこと。

便がやわらかいほど、腸内細菌は豊かになると見られるのです。

腸内細菌が豊富に

バクテロイデスやメタノブレビバクターといった腸内細菌は肥満を抑制するといった報告があります。腸内細菌が豊かであるメリットの一方で、腸内細菌の種類による特徴をどのように生かすかは別の観点から検討課題です。

便の硬さ、というとドキッとした方も多いのではないでしょうか? 固い便は要注意です! 蒸留水モンゴルNS乳酸菌で腸内フローラを整える事をお勧めします!

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