眼科診療 Ophthalmology

老眼治療

当院では遠視、老眼(視)に対する手術Conductive
Keratoplasty(伝導式角膜形成術:以下CK)を行っております。

本治療法は米国Refractec社製のView Point CK systemを使用しておこないますが、
本手術の施行には規定の研修を含む厳しい条件が課せられております。

米国では当初、遠視に対して施行されましたが、現在は老眼の治療法として注目されております。
CK手術は認定医しか行うことができません。当院小栗章弘理事長はCK認定医になっております。

日本では治療施設が少なく馴染が薄いですが、詳細は下記HPをご覧下さい。
(英語版ですがQ&Aなど詳しく説明されています)
http://www.myclearvision.com/

米国では術後9割の方が電話帳の文字が裸眼で読めるようになったと臨床報告されおり、
当院でも同様の結果が出ております。

 

 

老眼について

老眼(ギリシャ語で老化した眼)は40歳以降になると誰にでもおきる眼の老化現象です。

水晶体の老化によりピント合わせの力が落ちるので、細かい物が見にくくなり、
新聞を読んだり、電話帳を見たりする際、不自由を感じます。

(老眼は近視、遠視に関係なく生じますが、近視の方は元々近くにピントが合っているため、
老眼を生じても症状が出にくいですが、遠視の方は元々近くにピントが合いにくいため、
老眼の症状が強く出ます。)

 

CKについて

CKの原理

角膜周辺部表面に高周波エネルギーを加え角膜周辺部を収縮させ角膜中央部のカーブを
変えることにより、近方視力を向上させ老眼を治療します。

人間の角膜はもともと非球面(中心と周辺のカーブが異なっている)の“多焦点レンズ”となっており、
この差が大きい方は高齢になっても近くが比較的良く見えているようです。

この手術は人為的に“多焦点レンズ”を強めて、近くを見やすくします。

 

CKの原理(角膜中央部のカーブが急になる

CK手術機(View-point CK system)
CK手術機(View-point CK system)

マーキング(左) マーキングした部位に通電(中央と右)
術式

 

CK手術の特徴

レーシックなどの近視手術と異なり、角膜中央部には全く触れなく、
メスなども一切使用しないためリスクの少ない極めて安全な手術です。

  • 点眼麻酔のみで、術中の痛みはほとんどありません
  • 手術時間は5〜10分位です。
  • 再手術や追加手術が容易です。
  • 白内障術後や他の屈折手術後の遠視に対しても治療できます
  • 米国 FDA 認可の唯一の老眼治療です。

 

適応

40歳まで、めがね無しで不自由なく過ごし、
老眼で近くが見にくくなってきた方 が一番良い適応です。
もちろん遠視の方も良い適応 となります。
白内障手術後に本が読めなくて、不自由されている方 にも有用です。

  • 遠視・・・+0.75〜+3.00D程度の軽度〜中程度遠視の方で乱視が軽度であること
  • 老眼(視)・・・-0.75D〜+1.00D程度の軽度の近視か遠視で読書の際、
    老眼鏡の必要な方(40〜60才位の方)

 

手術について

視力検査(自覚的、他覚的)、眼圧、角膜形状(角膜の形状のコンピューター分析)、
眼底検査、角膜の厚み測定、涙液分泌検査、瞳孔径、角膜径測定などの術前検査を行います。
術後検査のために定期的に通院できるようお願いします。

(翌日、2週間、1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月くらい目安で通院頂きます。)

手術希望の方は、術前検査が必要となります。

術前検査費用:5,500円(消費税込)

手術費用 (一眼につき)
手術料および術後3ヶ月までの薬剤代・検査代・診察料

合計費用:176,000円(消費税込)

 

白内障術後患者さんの治療費割引

「白内障術後に遠くは良く見えるようになったが、
老眼鏡をしないと近くが見えないので何とかならないでしょうか?」
というご希望が多かったのですが、
当院で白内障手術を受けていただいた方は特別治療費で老眼手術を受けていただけます。
5万円を規定の治療費から割引させていただきます。(実質の治療費用は、126,000円 となります。)

遠近両用眼内レンズによる老眼対応(現在片眼30万円程度かかる場合が多いようです)
より少ない負担で、裸眼で読書が出来る等の高い満足を得られます。
今後老眼対応白内障手術を検討されている方にもCKによる老眼治療をお勧めいたします。

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