専門医のコラムDr's Column

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2017

肉量、消費増大の問題

小栗:O  チャコーシェルくん:チャコ

“肉類” 消費増大がアレルギー体質を作る

O:   「大切な点なので、もう少しお話しします。現実の問題として、1955年には日に22.3グラムの動物性タンパク質の摂取量が、1979年には39.4グラム、2002年には45.9グラムと50年前に比べると、2倍以上になっているのです!  ここで示されている動物性タンパク質がすべて魚由来のものであれば問題は少ないのです。ところがこの増加は牛、豚、羊、鳥はもちろん、たまごや牛乳も含まれているはずです。その場合、アラキドン酸の増加が深刻な結果を引き起こします。」

チャコ: 「特に最近は、魚より豚肉や牛肉のほうが安いと、ついつい安い方を買ってしまうでチャコ・・・。」

O:   「そうですね。いわゆる“肉類”のほうの消費が大きくなっています。そして、それに合わせるかのように、喘息、花粉症、アトピー性皮膚炎、リウマチ、そして“がん”が増えているのです!」

チャコ: 「がんが増えると、ガ~ン、でチャコ!!」

O:   「・・・私でもそのような皆が寒くなる逆は言いませんが!?」

チャコ: 「エヘヘ、そんなに誉められると照れるでチャコ!」

O:   「・・・決して誉めてはいません。おそらくドラゴンボールの、界王様くらいしか喜ばないギャグですね。 話を戻します。
こうした病気が増えるのは、このリノール酸過剰摂取による悪性エイコサノイドの増大が原因となっていることは間違いないでしょうね。」

チャコ: 「では、チャコも良いことをいうでチャコ! 血液中のオメガ6とオメガ3の比率(ω6/ω3)を日米で比較すると、日本人では3、日系アメリカ人が12、アメリカ人が16で、アメリカの食事が圧倒的にオメガ6系統の脂肪、つまりリノール酸などが多いということがわかります。」

O:   「チャコーシェルくん、凄い! よく知っていましたね。だからアメリカ人では心・血管系を中心としたいわゆる生活習慣病をはじめ、がん、糖尿病、アレルギー疾患、それにリウマチなども日本よりはるかに多く、しかも重症なのです。」

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