専門医のコラムDr's Column

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2016

視力回復コンタクト(iOK® 、オルソケラトロジー)でドライアイ改善! (その②)

 

眠る女の子

視力回復コンタクト(iOK®) でドライアイが改善する理由

昨日のコラムで理由を二つお示ししました。

① 視力が改善して良く見えるようになるため、裸眼で生活出来る!

② 寝ている間に炎症を生じている結膜が、黒目(角膜)に直接触れない!

②の理由が少し難しいですね。以下、補足説明致します。

寝ている間の黒目(角膜)の呼吸

寝ている間は涙が出ません。そのためソフトコンタクトレンズを付けて寝ると、レンズが少ない涙を吸い尽くしてしまうため角膜障害を生じやすくなることを前回お伝えしました。

ドライアイを生じる一番の問題は血液の酸化だと考えます。酸化した血液は当然全身を巡っているわけですが、多くはアレルギー体質となっている方で、当然アレルギー性結膜炎を起こしていることが大半です。そのため、瞼を閉じて炎症を起こしている結膜が角膜に接すると、当然、角膜もその炎症の影響を受けて具合が悪くなります

炎症というのはピンからキリまでありますが、簡単に言うと熱を持って浮腫(むく)んで腫れた状態とお考え下さい。

寝ている間は瞼が閉じていますから、黒目(角膜)に直接空気は触れません。どのように呼吸が行われるのでしょうか?

起きている間も直接空気に触れて角膜が呼吸しているのではなく、涙に解けている酸素を角膜が吸収して “呼吸” しているのです。ですから涙が少ないドライアイの方は、角膜が酸素不足になり勝ちです。ここへソフトコンタクトレズを付けると、涙を取られて酸素不足に拍車がかかることは容易に想像出来ます。

諸説ありますが、寝ている間は角膜は”外から” 酸素を貰わなくても大丈夫な組織なのだろうと私は考えています。実は、目の内部から房水(眼球の中のリンパ液のようなもの)が角膜内皮細胞を介して酸素を供給しています。

寝ている間は結膜から角膜は酸素を貰っていると言う説もありますが、仮にそうであったとしても、結膜から貰う僅かの酸素よりも、炎症を起こしている結膜が角膜に接触していてい生じる負担の方がダメージが大きいのではないでしょうか。

このダメージ緩和の為に、涙を吸い込まないハードコンタクトレンズというある種のバリアーを付けて、炎症を起こしている結膜から ”角膜を保護しながら” 視力矯正を行う iOK® ではドライアイが緩和される効果に繋がっていると考えます。

体験例として、普段 iOK® をしている方が、レンズを付け忘れたり裸眼で寝てしまうと、翌日視力が落ちるだけでなくドライアイやアレルギー症状、目の疲れや異物感を感じやすくなり、メガネをかけて視力矯正しても不快感が生じやすいのです。

もちろん、本質的にドライアイやアレルギー体質となっている血液の酸化改善、すなわちからの生活習慣改善が重要なことは言うまでもありません!

軽度から中等度のドライアイの方にiOK®のドライアイ改善効果実感高い

しかし、アトピーや春期カタルなどの重症な方には、十分な効果は実感されず、むしろ負担が少ないとは言え異物であるハードコンタクトレンズを目に付けることが昼夜問わず原疾患症状悪化に繋がることもあります。このような場合は、基本的に原疾患治療を行ってから近視治療を行うべきです。

こうした症状は薬の使用だけでは一時的な症状緩和しか得られず、何度も同じ苦しみを繰り返している方が多いです。食と水の問題に気づいていない方が少なくないため、様々なアトピー春期カタルはもちろん、その他のアレルギー症状でお悩みの方は一度当院にご相談下さい!

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